松ノ森(上長崎村西山郷 松ノ森)松森天満宮

長崎くんちが3年連続残念ながら中止になりましたが原因の一端にあの神社の存在。あの神社を避けたい方には近くの松ノ森さんがお勧めです♪今日は天満宮のある松ノ森のおはなしです。 木に囲まれたいい雰囲気の鳥居、あの神社から徒歩圏内にありますのでこれからの時代ぜひこちらの松森天満宮がお勧めです♪ちなみに御祭神は学問の神様である菅原道真公です。 松森天満宮にはクスノキの巨木が数本…

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尾戸(長浦村 尾戸郷)形上湾にある細長き半島

尾戸半島に興味を持ったのは長崎バスの小口港線開設がきっかけでした。それ以来なんだか気に入って何度も訪れた尾戸半島、今日は尾戸の由来のおはなしです。 写真は尾戸半島の先端、小口と対岸は鵜瀬島、ちょうど狭い小口瀬戸を漁船が通過中です。 同じく鵜瀬島との狭い小口瀬戸ですがこちらには奥の方に長崎バスが小さく写っています。以前は長崎バスでも市内から時津乗り換えで行くことが可能で…

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姥瀬(伊王島村 姥瀬)埋立で消えた岩礁

伊王島小中学校付近は昭和の時代に伊王島炭鉱のボタで埋立てられた場所です。以前は海だったことが小字地名をから見える姥瀬についてのおはなしです。 写真は伊王島小中学校の小学校校舎、今も小中学校で20人台の児童生徒が通っている現役の島の学校です。ちなみに伊王島へは市内から長崎バスもありますが大波止からの高島航路のほうが便利です。またリゾート利用の場合は駅から予約制の無料バスが出ています。…

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松ノ河内(西浦上村岩屋郷 松ノ河内)地名を守るマンション

長崎で昔の地名を守る宿といえばヤタロウですが、今日はそのマンションバージョンです。 場所は西浦上地区の旧岩屋郷にあります。あの長崎のスーパースター卒業の高校の目の前にあります。写真を見てください長崎バス左横に松の川内マンションの名が刻まれています♪、電柱や宿、河川、橋、公園、公民館、などに昔の地名の痕跡がある場合がありますがその民間マンションバージョンといったところでしょうか。 …

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網ノ浦(伊王島村 網ノ浦)伊王島海水浴場

以前は長崎の海水浴場といえば、高浜や宮摺、白浜でしたが今は伊王島かもしれません。今日は伊王島海水浴場に生まれ変わった網ノ浦のおはなしです。 写真は高台から見た網ノ浦、現在は美しい砂浜のある伊王島海水浴場になっています。運がいいと五島航路やクルージング船を見ることができます。夏はいったことがありませんが人の少ない時期の網ノ浦はいい風景です♪ 夏にはこの近くまで市内から海…

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千崎(伊王島村 千崎)今は伊王島の玄関口

伊王島町というと島に渡っても知識がなければひとつの島と勘違いするほどお隣の沖之島と隣接していますが今日は伊王島の玄関口にある岬のお話です。 写真の橋の向こうに見える左側の緑が千崎になります。現在は埋立てが進み岬の形状は残念ながら失われ面影だけを残しています。橋の下は川ではなく、伊王島(奥)と沖之島(手前)を結ぶ小中瀬戸になります。昔は唐船もここを通っていたようです。 …

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平野(黒崎村下黒崎郷 平野)今はゲートボール場の広場

黒崎教会は上黒崎郷ですが、目の前にある平野は下黒崎郷、江戸期はいわば藩境になっている地域でもありました。今日は佐賀藩深堀領の平野(ひらの)についてのおはなしでし。 写真はさいかい交通の黒崎教会前バス停と目の前の広場が小字地名の平野周辺になります。黒崎教会が好きで何度か来たことがありますが、私が行くときは近くの保育園児が遊ぶ姿が記憶に浮かびます。教会や階段を含めいい雰囲気ですし、過疎…

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オラビ瀬(黒崎村赤首郷 オラビ瀬)塩谷河内沖の瀬

オラビ瀬を知ったのは地形図を眺めていた時、アイヌ語地名が好きなのでカタカタ地名にはつい反応します。今日は外海にあるオラビ瀬についてのおはなしです。 写真の白い家と池島の間に見える瀬(岩礁)がオラビ瀬になります。オラビ瀬を目的にする物好きはたぶんいないでしょうが、長崎市内からですとバスで乗り換えもあり、1時間半ほどかかります。世界遺産大野教会と出津教会の中間ほどにある塩屋河内(バス停…

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川頭(神浦村池島郷 川頭)池島の商店街「新店街」

今となっては人口が100人台まで減った池島、炭鉱の進出で伴い作られたのが新しい商店街の新店街、その地域にある小字地名のおはなでしです。 写真は2009年次の新店街、正月近くでしたので開いている店はありませんでした。あれから10年以上が経ち、人口もほぼ100人ほどですので少なくとも常時開いている店はないでしょう。 ほぼ同じ場所で撮った2003年次の新店街、現在もコミュニ…

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かつくい原(浦上山里村里郷 かつくい原)新坂本国際墓地にあった溜牢

長崎文献社より近年出版された「長崎絵図帖の世界」を読み、気になった場所が今回紹介する浦上地区にあった「かつくい原」です。 かつくい原という耳慣れない地名も気になりましたが、馴染み深い浦上地区にあった溜牢にも気になりました。この溜牢は病囚や幼囚など重罪でない罪人の牢屋で罪人の矯正施設としての機能もあったようです。溜牢に関しては1748年にかつくい原に桜町牢から分かれる形で設けられたよ…

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