と言いつつも去年は南極物語のロケ地「抜海」ぽっぽやの「幾寅」北の国からの「布部」駅の「増毛」など高倉健氏のロケ地に出かけてます。
そういいながら映画は「男はつらいよ」が好きだったりします(大笑)今回は香焼町の栗の浦。あの長崎を舞台にした「色づく世界の明日から」にもほんのちょっぴり出る場所です。

このアニメ、長崎を舞台にしていると長崎新聞を読んで知り、あとでDVDを借りてみましたが風景や描写、話も想像以上にしっかりしていて見て損はないよき内容でした。そんな舞台になっているとはつゆ知らずたまたま撮ってただけなのです(汗)
場所は香焼島と伊王島を結ぶ伊王島大橋のすぐ近くです。長崎バスの伊王島ターミナル行きで伊王島大橋バス停を降りればすぐ南側にある入江です。ちなみにバスは本数が5本しかないので恵里行きに乗って安保から歩くか恵里から歩くのがいいかもしれません。これだと20分に1本ほどバスがあります。
さて栗の浦ですが伊能大図には見当たりませんが測量日記には栗の浦と出ています。地名の由来ははっきりわかりませんが、岩礁や暗礁などをクリと呼びます。なので暗(岩)礁が周辺にある浦であることから栗の浦と呼んだのかもしれません。似た地名としては字は違いますが横須賀の久里浜なんて地名は結構有名です。
もちろん栗は当て字と思います。もちろん栗の木が自生して栗の可能性も少しはあるかもしれません。これで例えば今後、この浦の周辺に栗の木を沢山植え、栗饅頭屋さんができ、それから何十年も経てば栗が地名の語源といわれるでしょう。地名とはそういう性質も持っています。
付記、長崎古今集覧には栗浦、焼香(香焼)島西在と記されています。

さて写真は栗の浦から香焼炭鉱のあった安保(あぼ)方面を見た風景です。
その先に小さい岩礁が見えますがこれがかって島だった横島です。
非常に興味深い島で長崎のムー島なんて呼ばれてます(うそ)
東日本の言葉でいえば「ねぇ~島」といったところです。
この横島についてはNHKでもページがあるので興味がある方はぜひ見てください。2019年にニュースで「沈んだ島 調査開始」特集されてます。
栗の浦、まさにここからいろんな世界が広がります♪
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