抜海駅 存続を願う!

今日は脱線して北海道の話題を。
当初長崎だけのブログにしようと思いましたが意思が弱いことが早くも露呈した模様です(笑)

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長崎の方は知っている方も遠いので少ないかもしれませんが日本最北の稚内市を走る宗谷本線の稚内市内に残る最北の木造駅舎が抜海駅です。
読みは「ばっかい」というアイヌ語地名です。
個人的には大好きで去年も行きましたし、もう何度も行ってます♪

この駅舎自体、映画「南極物語」や近年「北の桜守」、その他ドラマなどロケ地としても利用された名駅舎です。
今、この抜海駅が存続に揺れています。
3月末が廃止決定の期限となっていますので残された時間はわずかしかありません。
もし稚内市が廃止OKサインを出せば来年の春に廃駅予定になります。

確かに地元の利用は通学の高校生ぐらいでJRの閑散期の利用を見れば廃駅もやむなしの状況ではあります。
ただ、私みたいな観光客の利用も一定数、季節にあるのも事実、周りにも抜海原生花園、抜海岩、冬のアザラシなど観光資源があるのも事実、昔トロッコ列車が走ったこともある車窓も非常に北海道らしい雄大な風景を楽しめる区間だけに他の駅と違うポテンシャルがあるだけに廃駅は時期尚早のような気がしてなりません。

廃駅といったパフォーマンスをJRに見せて宗谷線の存続をアピールしようと考えているような姿勢より普通列車が1日7本と新幹線の赤字の影響で激減した普通列車(こちらはほぼ不可能)や利用客をどう増やすかに知恵を絞るべきだと思います。

いい例は道東の花咲線のようにツアー客に乗ってもらうこと、少しでも利用者を増やす努力を考えてほしいものです。
そうでないと負のスパイラルに陥り、他の駅も廃駅、列車のさらなる削減、廃止となるだけでしょう。

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写真は抜海駅から徒歩25分ほどの抜海岩からみた利尻です。

長崎は新幹線建設ありきですが、個人的には全く魅力は感じていません。
なんせもしフル規格でも東京直通なし、博多までも恐らく時短効果はあっても料金は高くなりますし、在来線に今後影響出ること必至です。
九州号で私など十分です(笑)
九州号より安くないと長崎新幹線なんて乗っても最初だけという方も多いと思います。
新幹線神話に縛られているような気がします。
まぁ~他の地域でも見られますが人口流失は加速します♪

人口流失トップの不名誉な長崎市は新幹線ができれば安定的にトップの座は守るり続けることはより容易になると思いますが。。
やるべきことは新幹線より人口対策が優先事項に思えます。
北海道新幹線なんて高いし利用者は少ないし大赤字だしもっと長崎新聞も新幹線の負の面も市民にしらせるべきではないでしょうか。

まぁ~話はそれすぎましたが、今は抜海駅の存続をただただ願うばかりです。

秘境駅の小幌駅のように秘境駅でも自治体の支援で残っているのでポテンシャルのある抜海駅もぜひ宗谷線が残る限り残ってほしい駅です。

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