鰐淵(下岳村上岳郷 鰐淵) ワニさんはいない場所

長崎バスでも長距離な内海線の大串行き、その中の下岳経由のバスだけが通るのが鰐淵です。
もちろん動物園にいるワニさんに因んだ地名ではありません。

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近くには大明寺川が流れそのまま近くの大村湾につながっています。
さて鰐淵の地名について考えたいと思います。

残念ながら伊能忠敬の文献には見当たりませんが、現在も上岳郷の小字として存在しています。
淵に関しては川の淀んだところに使われます。あとは鰐です。
長崎にはこの鰐系の地名が他にも対馬の鰐浦や五島の鰐川などが存在しています。

鰐ですが鮫(サメ)の古語になります。したがってこの西彼にある鰐淵は恐らく大村湾からたまたま、この大明寺川の淵に泳いできたサメがある期間いたのでつけられた地名と思われます。大村湾にもサメはいるようですしね。

日本神話にも鰐(和邇)として出てきます。因幡の白兎のお話でウサギに騙されるお気の毒な鰐さんです。
山陰ではいまも方言として鰐はサメを意味するようです。また肥前国風土記にも鰐魚の記述があるようです。

また可能性は非常に低いですが百済系の渡来人の中に和邇(王仁)氏が存在します。
なので渡来人が住んでいた場所の近くの淵だった可能性もゼロではありません。

300年後に例えば、飼っていたペットのワニが逃げてそこに住み着いたことから名づけられたなんて珍説がでないことを祈ります(笑)
今日は西彼の鰐淵でした。

長崎では知っている方が多いし、長崎にも貢献してくれているダイヤモンドプリンセス号が連日ニュースで流れています。
日本のコロナウィルスに対する場当たり的で後手後手の対応には原発事故の対応と一緒で本当に無能力さを世界にアピールしているように思えます。
乗船客が本当にお気の毒です。

説明責任も果たせない非常に情けない偉大なる安陪大将軍様ではしょうがないですね。
オリンピックをやる資格があるのか疑問です。

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