さて今日は西彼町の内海に面した朶ノ崎です。地元以外の方で知っていれば可なりの強者です♪
場所はオランダ村のちょっと先で、大串の手前にあります。長崎バス鳥加バス停付近です。最近、大串行きも日中は時津北部T乗り換えになって大瀬戸並みに不便な場所になりましたね。バス代は上がるしスマートカードは使えんし(涙)利用者にとっては残念です。
さてバスはどこだ?ちゃんと写真にも写ってます(笑)
さて朶ノ崎ですが写真の左側の出っ張り部分になり、地形図にも朶ノ崎と記されています。
別に特徴的な地形でもないですので映画のロケ地にでもならない限り今後も住民以外は誰からも注目されないでしょう♪
そんな私も地形ではなく朶ノ崎という地名が気になっただけです。簡単にいえば朶が読めなかったのが理由です(大笑)
伊能大図にはもちろん載らない小さな地名ですが測量日記にはへゴ崎と出ています。住所的には鳥加郷の小字で「ヘゴノ崎」とこちらはへゴ部分がカタカナになっています。
さて朶ノ崎の地名について考えたいと思います。
へこといえば、歴史小説好きな私は薩摩に出てくる兵児を思い出します。薩摩の15~25歳までの青年の呼び名ですが当然この朶ノ崎とは全く関係ありません。また褌のことをへことも呼びますがこちらも違います。そもそもへこでなくヘゴノ崎ですしね(笑)
朶(へご)ですが桫欏と書いてへゴと呼び常緑性の大型シダ類の植物のようです。たしかに漢字部分に木が使われているのでこの植物のへゴが割と植生していたことから名づけられた地名と考えられます。植物は北海道の原生花園に咲く花の一部を知っている程度で素人レベルなので木や草をみても判別ができないのが悲しいところです。
付記 へゴにはへこんだような地形にも使われますのでへこんだ地形の場所にある岬と言った可能性もあるかもしれません。
今日は今後も有名になることはない朶ノ崎でした♪
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