
そんな訳で、もうこんな長崎バスが2台もいる風景というのも難しいでしょう。手前のバスは転属したためもうこの路線を走ることはありません。

写真でみれば分かると思いますが大村湾を見下ろす高台にありとてもいい風景です♪ちょっとした展望台みたいなな感じです。
この大浦に関しては伊能大図には佐瀬村大浦と記載され測量日記にも佐瀬村字大浦と記載があります。佐瀬村はその後、伊木力村佐瀬郷となりますが(現在は諫早市多良見町)伊木力、佐瀬といえば、長崎の人であればミカンが思い浮かぶと思います。そうここはミカンの産地、大浦に面した斜面を利用した果樹畑が多く見られます。ミカンの時期には無人販売のみかんを購入することも可能で私もここで買ったミカンを食べたことがあります。

そんな多良見大浦ですが諫早や大草方面から県営バスが走り、こちらも終点が大浦です。バス停名は長崎バスが多良見大浦、県営バスが大浦と名前が若干違います。

長崎バス多良見大浦バス停、この頃はまだ7本ほどありました。雑誌に載ったので秘境らしく減らしたわけではないと思いますがまさか2本まで減るとは意外でした。飯香の浦や宮浦バス停も同じですが時間が経つと白い地名だけのバス停に変わります。

果樹畑と大村湾を見ながら長崎バスは市内へ向います。

こちらは長崎バスでも貴重な急行色の6002号 多良見大浦にて。実はこの写真、堂崎付近でごはんを食べていたら見えたので走って追いかけ汗だくで撮った貴重な写真です(笑)あれ以来まともに長距離を走った記憶がありません(笑)

上記写真は2010年に撮影された伊木力村佐瀬郷大浦附近(諫早市市多良見町大浦附近)の空中写真です。「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。写真左方向が長与、堂崎方面、右が諫早、大草方面になります。大浦から堂崎方向には三菱の魚雷工場?があります。今も魚雷をつくってるのかわかりませんがそういわれてます。93式酸素魚雷は流石に作ってませんが。原爆の攻撃の標的になったのは93式酸素魚雷を作っていた三菱の工場だっとことをふと思い出します。
そうそう地名ですがこの空中写真でも分かるように大きな浦になっている地形的要因が大浦の地名の由来と考えられます、今日は大村湾の絶景やミカンの産地、多良見大浦のお話でした。
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