砥石崎(黒崎村西出津郷 砥石崎)角力灘を望む夕陽の展望台

写真で見れば分かると思いますが外海は夕陽の名所でもあります♪特に展望台の整備された砥石崎からは天気がよければ五島もよく見え、時間を気にせず長崎らしい多島海を十分に楽しむことができます。これから空気も乾燥する冬になるのでやはり空気が澄んでくるこれからの季節が天気が良ければ一番いいかもしれません。

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場所は砥石崎ですが、地名まで展望台は知っていても地名まで知っている方は少ないのではないでしょうか。長崎市内からですと出津と赤首の中間ほどにあります。長崎バスですと桜の里乗り換えで大瀬戸行きに乗り換え砥石崎バス停下車ですが市内からですと1時間半ほどかかります。

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さいかい交通と夕陽のコラボ

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角力灘の主役と言えばやはり大角力、子角力岩と池島。この日は天気がいいし、冬だったので五島もよく見えています。隠れキリシタンもこの周辺から五島に旅立った方が多くいたようです。

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昼間はこんな感じの砥石崎展望台からの角力灘

さて、砥石崎のある西出津郷ですが江戸時代、佐賀藩領と大村藩領が出津の地域内に存在したため西出津郷と東出津郷があります。この周辺結構佐賀藩領と大村藩領が入り乱れる地域だったようです。ただ伊能大図には黒崎村出津と記載があります。残念ながら測量日記にも砥石崎の記載はありませんが西出津郷の小字には砥石崎が存在します。地名の由来は字の通り砥石(といし)刃物などを砥ぐ用途の砥石の取れる場所に因んだ地名かもしれません。

また可能性は低いですが、例えばですが「と」の部分が外や港を意味し、石はイソが訛りなどで当て字の際に石になった可能性があるかもしれません。

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上記写真は2010年に撮影された黒崎村西出津郷砥石崎(長崎市西出津町)の空中写真です。「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。特段特徴的な地形ではありませんが(笑)近くには世界中というか日本中にも増えてきた世界遺産?出津集落があります。砥石崎は観光ついでにぜひ立ち寄ってほしい展望台です。足を延ばせば、ブラタモリにも紹介された元炭鉱の島、池島もあります♪

今日は外海の砥石崎のお話でした。大崎高校優勝おとめでとう♪あとは甲子園が開かれることを祈るだけですね。東京オリンピックは全く興味ありませんが大崎高校の甲子園は興味深々です(笑)

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