イガイド(崎戸村本郷 イガイド) 北緯33度線展望台

西海市にある崎戸島には北緯33度線展望台があります。展望台にも行ったことがありますが天気が悪かったので写真も撮っておらず今頃後悔しております。行くにも遠き崎戸かな。。。今日はそんな崎戸島にある地名、イガイドの紹介です。

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画像は崎戸島の浜辺から見たイガイド方向、写真先端の上には北緯33度線展望台があります。崎戸だと北緯33度なんですね。道北好きなので北緯45度が一番親しみが湧きますが、33度だと北志向が強い私にはぴんときません。
そんな崎戸の展望所の横には海軍の作った聴音所があります。今更ですが当時はノーマークで全く気にもかけませんでした。近くに佐世保もあるので防備のために見張りや潜水艦の聴音などを行うことを目的に設けられた施設のようです。

あと、イガイドといえば、国民宿舎御床島荘、のちのホテル咲き都、今は休業中?のある場所でもあります。随分前ですが、たぬきの湯に入って記憶があります♪

北海道ならアイヌ語地名を由来としたカタカナ地名は数多く存在しますが、長崎の場合はダイヤランドやハウステンボスなどの新しい時代の地名の他は地図ではあまり見受けられませんが、小字までいくと意外にも長崎にも多くのカタカナ地名が存在し、思わず惹きつけられるような魅力的なカタカナ地名が存在します。

そんなひとつがこの崎戸にあるイガイドです。たぶん西海市の方もこの地名(小字)をご記憶の方も少ないかもしれません。伊能大図にも記載はなく、測量日記にも記載がない地名です。伊能大図に至ってはなぜか崎戸島自体が、いたずらでもされたかのように白塗りになり見当たりません。蠣ノ浦島は記載がありますし、測量日記にも崎戸島や対岸の御床島の記載があることを考えても伊能大図に記載がないのは不思議であり、残念な点です。

そんなイガイドの地名の由来ですが、イガイドのイガには水くみ場や水路といった意味があります。イドは恐らく井戸でしょう。そんなことからイガイドの由来は水汲み場にある井戸が由来になった地名と考えられます。崎戸島の集落とは離れていますので恐らくは、主に周辺の畑などに使われたいど水だったのではないでしょうか。

地形図などを見ると、ホテルと33度展望台の中間あたりに水溜まりがあることが分かりますので、この地形図状の水溜まりの標記がイガイドの地名の由来になった井戸だと考えられます。

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上記写真は1975年に撮影された崎戸村本郷 イガイド(西海市崎戸町)の空中写真です。「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。

画像①の文字上に展望台や海軍の聴音所があります。画像②文字上にある細長い建物が元国民宿舎 御床島荘になります。

イガイド、漢字にするなら伊賀井戸だと恰好がいいかもしれません。
今日は崎戸島のイガイドのお話でした。

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