新世界(九州?)三大夜景に選ばれた稲佐山展望台よりこっちのほうが私は余程いい景色だと思います。なんといっても長崎港の風景や稲佐山が楽しめる点がポイント高いです。

こちらの画像は稲佐山方向から見た長崎港と鍋冠山、画像右側に鍋をかぶったような優しい山容をしています。鍋冠(ナベカブリ)の地名の由来ですがこの鍋を被ったような山容から名づけられたと一目見れば納得できます。ちなみに長野県安曇野の北アルプス前衛の山に同じような山容をもつ鍋冠(なべかんむり)山があります。高さは長野の方がよほど高いです。ところで長崎の鍋冠も地元や江戸期の地図を見るとナベカブリなのですが、一般的には長野と同様にナベカンムリと呼ばれています。本来はナベカブリと呼んでいた長崎の鍋冠も長崎の観光地のためか地元以外では、時代とともに現在は地元でもナベカンムリと呼び違えたまま、こちらが本来の地名のようになっています。時代とともに短縮されることが多い日本語ですので今後、短縮されナベカブリに戻る可能性もあるかもしれません(笑)
ちなみに伊能図や測量日記には鍋冠山は出てきません。ちなみに近くの稲佐山や愛宕山は伊能図に記載があります。

画像は鍋冠山から見た稲佐山と長崎の街、夜景もいいですが個人的には夕暮れの時間帯が好みです。そういえば大雪の長崎、本当は雪の積もったブルーモーメントの長崎の夜景が極上かもしれません。(もちろん条件などハードルは高いですが)

こちらは鍋冠山からの長崎港の夕景です。小さくダイヤモンドプリンセスがいます。

こちらは昼間の鍋冠山からの長崎港、またコロナが収束して外国船で賑わう長崎港を見たいです。
当たり前ですが医療崩壊前に県民や医療、結果的には経済を守るため、緊急事態宣言早めに出して予防するのが原則です。
そう言えば冠地名の続きで、北海道だと冠の地名はカップとアイヌ語の呼び方をします。にいかっぷ(新冠)しむかっぷ(占冠)あいかっぷ(愛冠)という風に、昨夜はユーチューブで択捉島にある単冠湾の動画(マイクロソフトのフライトシュミレーター)を見てその制度の高さや地形を見て興奮しました(笑)ちなみに読みはひとかっぷです。
コアな歴史好きなら思い出すでしょう。そう真珠湾攻撃前に連合艦隊が終結した湾です。今日も千島の地形を見て興奮したいと思います(笑)
今日は戸町村大浦郷(現 長崎市)の鍋冠のお話でした。
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