手熊の浜から見たとんび岩、長崎バスの昼間1か月定期を持っていたころに仕事が休みの日はなんとなく意味もなくバスに揺られる旅を楽しんでおりましたが、そのとき気になった岩がこのとんび岩(ゴジラ)でした。いつか目の前でみたいとそのとき思いましたが潮が満ちた時間帯はとても行けない雰囲気でしたので、天気のいい大潮の干潮に近い時間帯を狙って訪ねてみました。
近くで見るとこんな感じのとんび岩、天気が良ければ海も綺麗で気持ちがいい場所ですが、波が高い時は危険な場所ですので遠くから眺めて終わりましょう。式見から手熊、柿泊、竜ケ崎までは海岸線に奇岩も多く豪快な断崖もある海岸線ですが、真偽は分かりませんが手熊の後ろに聳える舞岳が噴火した際の置き土産かもしれません。
海側から見たとんび岩、この岩を最初に見たときには、私にはカプセル怪獣「ウィンダム」に見えたので勝手に自分の中では「ウィンダム岩」と呼んでいました(大笑)、でも近くで見ると世代がばれそうですがボーグ星人にも見えました(笑)、現代人にはこれがゴジラに見えるようですね♪
とんび岩ですが残念ながら伊能忠敬の測量日記にも記載はありませんし、他の文献にも私の知る範囲では今のところ確認できません。とんび岩ですが何時ごろからかは分かりませんが地元の方々は以前からこの名称でよばれていたようです。確かにとんびの姿にも見えます。この奇岩(立岩)のかたちがまさにとんび岩の由来になります。今後知名度が上がり続ければ地図に記載される可能性もあるかもしれません。
尚、福田村の時代にすでに「とんび岩」の呼称があったかは不明ですのでご了承ください。
上記写真は2010年に撮影された福田村手熊郷とんび岩(長崎市手熊町附近)の空中写真です。「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。文字上がとんび岩付近となります。近くには式見の蝶ヶ崎があります。また式見と手熊の間には蝶ヶ崎トンネルで結ばれています。
今日は手熊のとんび岩(ゴジラ岩)のおはなしでした。
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