亀浦(亀浦村亀浦郷) 亀浦の亀はどこに。

亀浦を知ったのは長崎バスの風早行きが亀浦行きに延長されたときでした。亀は飼っていたぐらい好きな生物なのでもちろん亀浦の地名はすぐに気に入りました。今日は亀浦のおはなしです。

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こちらは、たまたま飛行機から撮った亀浦、長崎空港へ着陸前に運よく撮れました♪、運がいいと佐世保方面から大村湾を見ながら長崎空港に着陸します。上空から亀浦を見たときは、地形図を普段から眺めていることもあり、すぐに分かり一人勝手に興奮状態でした(笑)、なんとなくですが前から見た亀の形(前足を2本出した亀を東南方向から見た)に見えませんか♪

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長崎バス亀浦行きのバスは現在も2往復と少ないながらも残っています。特に昼間は長浦方面へ直通する貴重なバスです。(大串行きが時津北Tで乗り換えが必要なため)、ただコロナ渦や利用客の状況を考えると今後の動向が心配なローカル路線バスであることに間違いはありません。亀浦行きは珍しく、風早亀浦と2つの行き先が表示される珍しい表示ですがつい最近亀浦だけの表示に変更されています。風早地名ファンの私としては寂しい気がします。

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ちなみに亀浦の前には一番上の写真でも分かるように、昔は島だったのではと思えるような半島がくっついています。一応半島の両側とも浦になっているので両方とも亀浦になると思います。ちなみに長崎バスの終点は半島の奥側(宮浦方面)にあります。

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こちらは亀浦の半島の手前側(長浦方面)側を走る長崎バス、昼間のバスは亀浦到着後すぐに長浦行きとして折り返すのでこれを逃すと、今のところ歩いて1時間ほどの宮浦から時津方面へのバスに乗ることが可能です。この亀浦から宮浦までの海岸線も景色もいいのでさんぽにお勧めです。(もちろんバスが残ってくれることが条件ではありますが)、本当は亀浦、宮浦経由の大串行きができれば一番いいですが、すぐ先の小干で道が狭いし、人家も少ないので無理でしょう。

亀浦の地名ですが伊能大図や測量日記に大串村の枝村として亀之浦の記載があります。測量日記には亀之浦鼻の記載もあるので、こちらは一番上の写真の半島の先端が当時は亀之浦鼻と呼ばれたのかもしれません。大村郷村記にも亀浦村の記載があります。

亀浦の地名の由来ですが、個人的にも亀好きですのでずっと気になっていました。個人的には地形図をずっと眺めていてこの半島が亀の形に似ていたことから亀浦になったのではと考えました。ただ、地形図では確かに亀の形にも見えるかもしれませんが、現地に行くともちろん両側から半島を見てもとても亀には見えません。ただこの亀浦のすぐ背後には段ノ尾岳があるので、高台からみれば一番上の写真の反対方向になりますが亀の形(手前が後ろ足を引っ込めた亀の後ろ姿)に見えたのではないでしょうか、なので亀(半島)のある浦、亀浦となったように思えます。ちなみに角川の地名辞典では、段の尾岳を海から眺めると亀の形に見えることからと記載があります。

亀(半島)より沖の海から段ノ尾岳をみれば方向によっては確かに半島部分が頭で段ノ尾岳が体(甲羅)部分に見える可能性も充分ありそうです。すぐそばに小干浦のある恵比寿鼻があるので見える場所は恐らく限定されると思いますが海側からみても亀に見えるし、山側から見ても亀に見える、実に亀浦の名にふさわしい地名と思います。この2つの可能性から亀浦となったと私には思えます。

今日は内海の亀浦のおはなしでした。次回は背後の段ノ尾を紹介したいと思います。

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