段ノ尾(亀浦村亀浦郷 段ノ尾) 頼山陽の誌に詠まれた山

頼山陽、恥ずかしながら名前ぐらいの知識しかありません(大笑)、そんな著名人に詠まれた山がなんと亀浦にあります、それが今日紹介する段ノ尾です。

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場所は長崎バス亀浦バス停のの裏手にある小山です。正式には段ノ尾岳と呼ばれ小字地名にも段ノ尾が存在します。伊能大図や測量日記にも記載がない地名ですが前述のように頼山陽の誌で「亀脊嶺」の名で詠まれています。脊嶺自体は山陽自体の当て字ですが恐らく脊梁の意で使われ亀の背骨にある胴体部分として使われたと思います。

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水鏡の段ノ尾岳、1日2往復のバスも停車中です。頼山陽が亀脊嶺と詠んだことから海から見た段ノ尾岳を亀浦の地名の由来のひとつにあげた可能性があるようにも思えます。頼山陽自体はこの山からサギの声を聴いた詩を詠んでいますので、当時から存在した亀浦の地名は確かに海から見たこの段ノ尾岳が由来の可能性もありますが、やはり頼山陽も登った山ですのでここからも前に突き出た半島が亀に見えることを楽しんだのではとも思えます。半農半漁の村ですのでどちらからも亀を楽しめたのではないでしょうか。

さて段ノ尾の地名の由来を考えたいと思います。だん(段)ですが段ノ尾岳のような平らな山頂をもつ山につけられますので平らな山頂を持つ山の尾根部分という意味からきたものと考えられます。また、江戸期は段々畑が連なる山だった可能性もありその尾根という意味の可能性もあるかもしれません。

今日は亀浦にある段ノ尾のおはなしでした。

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