日本の鏡♪ アフガン日本人大使館員

米軍のアフガンからの撤退が完了しました。
結局、日本政府の自衛隊を使った作戦で救出できたのは一人だけと五輪のゴタゴタ同様、世界に日本の恥をさらす形となりました。

アフガンにはまだ米人もまだ残っているようですが、韓国やEUの国々では作戦が成功し多くの関係者が救出されています。

昨日知って驚いたのですが、アフガンにいた日本大使館員は全員12人、安全な場所にとっくに退避していらっしゃったようです。
なぜこんな重大なことが殆どメディアに取り上げられないのか不思議です。
きっとこんな情けない行為が報道されると、政府や上級国民党の支持率が下がることを恐れた利権共同体の忖度でしょうか?

まだ日本人も残り、現地の協力してくれたスタッフを置いての逃亡はとても理解しがたい行為で言葉は悪いですが敵前逃亡と言われても仕方がありません。

正直言って、思い出したくもありませんが、原発事故の時に真っ先に安全な場所に逃げた政府関係者を思い出して吐き気がします。
まぁ~彼らに国民を救う気持ちなどもともと求めることすら無理なのでしょう。せいぜい自分らのお友達を救う意思があればいい程度かもしれません。

もし作戦が成功し、全員無事に退避できていれば、きっとテレビで奇跡の救出劇と何度もテレビで報道し、美談として政府の支持率をあげる宣伝材料に使ったことでしょう♪

仮に野党がもし自民党だったら、今回のアフガンの撤退に関してマスコミを味方につけて、世界に恥をさらしたと大袈裟に宣伝して非自民政府を徹底的に追い詰め、自衛隊の法律上の問題として憲法改正を訴えたかもしれません。

問題は自衛隊の装備の面など法律上の問題にすり替えられそうですが、そもそも大使館員が逃げていれば、どうしようもない話ではないでしょうか。

確かに日本も大使館員が逃げた後にバスを用意したようですが爆弾テロがタイミング悪くあったので今回の一人で終わったようですが、こんな大使館なら、存在意味がそもそも?

有事の際には一番早く逃げるというのは、結局、この日本政府の体質と全く同じです。他の国は空港内で大使館業務を続けたようです。
自衛隊がいくら装備を充実しても、結局、上級国民の利権共同体が政府に居座る限り、戦争など有事があれば恐らく自分らはいち早く敵前逃亡し国民は置き去りにされるのが見え見えです♪

コロナ、原発対応も同じ、自分らの利益や安全が第一で国民など屁ぐらいにしか思ってないでしょう。

今回のアフガンの日本人大使館員の逃亡劇はまさに今の日本政府や官僚機構の鏡となっています。

明るい話題が欲しい秋です。

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