赤波毛(浦上山里村里郷 赤波毛)8番系統赤波毛経由下大橋行き

赤ひげといえば黒澤映画を思い出しますが今日は長崎市内にある「あかはげ」地名について。。

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場所は長崎市内の江平地区、写真は長崎バスの8番系統の江平線の終着点、江平中学校(現在の江平高部)バス停です。(ボケ写真で申し訳ございません)この終点バス停付近が小字地名の赤波毛になります。長崎らしい急傾斜地に張り付くように住宅が連なっています。

江平線はその長崎らしい狭い坂道を登り、これ以上大型バスが登れない場所まで走り折り返す盲腸線、江平経由の中央橋行き、または下大橋行きに乗れば長崎らしい風景を目にすることができます。(現在はミニバスのゆりちゃんも百合野~江平高部線もあります)

その江平中学校バス停が今年中学校が閉校になるため、バス停名の変更が検討されているニュースが舞い込みました。

長崎地名妄想愛好会では、バス停名について、そりゃ「赤波毛だべぇ」、「旧江平中前やろう」「そんままやろう」など数々の意見が出て勝手に盛り上がりましたが、結果はあまり面白みのない江平高部でした。赤波毛だったら素敵だったと思うのですが♪

当分は赤波毛経由下大橋行きなんてバスを見る可能性は著しく低そうです。

さて小字地名のため伊能大図や測量日記にも、長崎名勝図絵にも記載がない地名です。ちなみに明治時代の陸測図では特に何もない赤波毛ですが昭和(戦前)になると開墾され畑になっていたようです。

さて赤波毛の地名の由来について考えたいと思います。赤は恐らく赤土など地質的なものが由来だと考えられます。次に波毛(はげ)ですが禿げる、剥がれるの意味からきたものではないでしょうか、赤波毛のある場所は長崎らしい傾斜地ですので、恐らくは大雨による地滑りなどが発生して土地が禿げた状態になり、赤土が見える状態になったことが地名の由来になった可能性が高いように思えます。

ちなみに類似地名として島根県の隠岐には赤ハゲ山があります。それにしてもハゲに波毛という逆に毛がいっぱいあるような逆説的な当て字をしたのはセンスがあるなぁと感心してしまいます。

今日は長崎市内にある気になる地名、赤波毛のおはなしでした。

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