
写真は須ノ瀬より見た大村湾、佐瀬郷にあるだけに海沿いには果樹園が広がります。県営バスが大草駅方面から大浦まで運行されていますが本数は少ないので注意が必要です。

桜の時期はいい雰囲気の県営バス須の瀬バス停、本数が少ないのでバスと撮るのは難易度が高いでしょう。

須ノ瀬付近から見た大村湾、果樹畑の先には空の玄関口、長崎空港が見えます。

須ノ瀬といえば、この存在感あるカニのモニュメント、ん~?ここはカニも名産なのか。。それともかに道楽エクセレントたらみ店の進出予定地なのかいろいろ思考しても謎です(笑)最寄りは県営バス須の瀬バス停です。
さて須ノ瀬の地名について考えたいと思います。小字地名としては上須ノ瀬と下須ノ瀬と別れていますが、バス停には上須の瀬と須の瀬バス停が存在します。小字地名ということもあり、伊能大図や測量日記、大村郷村記にも記載がない地名です。大村湾ということもあり波静かな場所ですので岩礁の可能性は低いです。
地形図を見ればわかりますが、須ノ瀬には小さな川が流れています。恐らくはこの川があることで下流部の須ノ瀬にある小さな入江には土砂が流入し、砂が多く波静かな大村湾ですので恐らく砂の多い浅瀬になっていることが想像できます。恐らくはこの砂の多い浅瀬が須ノ瀬の地名の由来と考えられます。

上記写真は2010年に撮影された伊木力村佐瀬郷 須ノ瀬(諫早市多良見町附近)周辺の空中写真です。「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。近くには二見瀬鼻や大浦地区がある果樹地帯です。カニを見たい方は須ノ瀬です。
今日は気になるカニのある須ノ瀬のおはなしでした。
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