網ノ浦(伊王島村 網ノ浦)伊王島海水浴場

以前は長崎の海水浴場といえば、高浜や宮摺、白浜でしたが今は伊王島かもしれません。今日は伊王島海水浴場に生まれ変わった網ノ浦のおはなしです。

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写真は高台から見た網ノ浦、現在は美しい砂浜のある伊王島海水浴場になっています。運がいいと五島航路やクルージング船を見ることができます。夏はいったことがありませんが人の少ない時期の網ノ浦はいい風景です♪

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夏にはこの近くまで市内から海水浴客のための臨時バスも出ていましたが現在は不明です。正式にはコスタデルソル伊王島海水浴場というようですが、はじめに聞いた時には??大村純忠ではありませんがイエズス会にでも寄進するかのような横文字に愕然としました。一部の日本人はこんな横文字がお好きなんでしょうね。

網ノ浦の地名について考えたいと思います。伊能大図には記載がありませんが測量日記には記載のある地名です。また佐賀藩伊王島の絵図を見ても江戸期には網ノ浦周辺には何もなかったようです。恐らくは漁のときにだけ使われる浦だったのかもしれません。地名の由来ですが恐らく網漁などを行う浦であったことが地名の由来になったと考えられます。

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上記写真は1975年に撮影された伊王島村 網ノ浦(現:長崎市伊王島町)周辺の空中写真です。「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。海水浴場になる前の網ノ浦、海もまだ浦らしく入り込んだ地形になっています。また小島とも海で隔てられています。また周辺には伊王島炭鉱労働者のための炭住が見られます。

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上記写真は2010年に撮影された伊王島村 網ノ浦(現:長崎市伊王島町)周辺の空中写真です。「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。小島ともつながり綺麗な砂浜の海水浴場に生まれ変わっています。また周辺の炭住は時代の変化で消失しています。

今日は伊王島にある網ノ浦のおはなしでした。

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