松ノ森(上長崎村西山郷 松ノ森)松森天満宮

長崎くんちが3年連続残念ながら中止になりましたが原因の一端にあの神社の存在。あの神社を避けたい方には近くの松ノ森さんがお勧めです♪今日は天満宮のある松ノ森のおはなしです。

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木に囲まれたいい雰囲気の鳥居、あの神社から徒歩圏内にありますのでこれからの時代ぜひこちらの松森天満宮がお勧めです♪ちなみに御祭神は学問の神様である菅原道真公です。

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松森天満宮にはクスノキの巨木が数本あり長崎市の指定天然記念物に指定されています。1656年に遷宮された神社であの神社と伊勢宮とともに長崎三社に数えられる由緒ある神社です。

松森天満宮のある小字地名の松ノ森について考えたいと思います。伊能忠敬の測量日記にも松森天満宮にも記載があり祭礼は11月25日、神主名まで記されています。また寺社については詳しい記述のある長崎名勝図絵にはやはり松森社として詳しい記述が見られます。小字地名の由来については長崎名勝図絵に記載がありほぼ間違いない由来と思われます。

松ノ森の由来は長崎名勝図絵によれば、延宝八年(1680年)に長崎奉行牛込忠左衛門勝登が神社の本殿再興を命じ拝殿等を建てた際に社殿左崖上の松三株が同根より生じ栄えるのを見て三木は森につながるため以後、この地を松ノ森と称すると命名されたようです。そんな訳で江戸期の長崎地名に割合出てくる長崎奉行の牛込忠左衛門が松ノ森の地名の由来に関わっていたことが分かります。

今日は長崎市内にある松ノ森のおはなしでした。

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