向平(黒崎村東出津郷 向井平)道の駅そとめ

今日は隠れキリシタンの里で知られる出津から、今は漁港や道の駅がある向平のおはなしです。

2.jpg

向平付近を走る長崎バス、周辺に道の駅そとめや遠藤周作記念館もありますが、長崎市からの直通バスが減り不便です。付近からは角力灘や出津集落の景観を楽しめます。

2-1.jpg

高台より見た道の駅、遠くに見えるのが出津集落になります。道の駅、周囲の景色もいいし、トイレもできるし(当たり前)、地場産のお土産もあり個人的には好きな道の駅です。道の駅の下に見えるのが遠藤周作記念館ですがこちらは小字地名「小松平」になります。

2-2.jpg

天気がいいと角力灘の海も青く気持ちがいいものです。

2-3.jpg

この出津漁港から上の方にあるのが小字地名の向平になります。

向平の地名について考えたいと思います。特に小字地名の多い外海地区ですので伊能大図や測量日記に記載のない地名です。ちなみに東出津は集落を流れる出津川より長崎側が東出津郷になります。江戸期は大村藩領と佐賀藩領が混在していた地区です。大村郷村記にも記載はない地名です。
向平の由来ですが、向かい側の平(崖)と考えられます。恐らく現在も多くの公共建物がある西出津の向かい側に面した崖の地形から向平と呼ばれるようになったように思えます。

今日は出津にある向平のおはなしでした。

この記事へのコメント