白亜の美しい教会が特徴の出津教会、ドロ神父の設計で建てられ現在は国の重要文化財であり世界遺産にも認定されています。長崎からの直通バスが少ないのが残念なところです。長崎市内から大瀬戸板の浦行きで70分ほど、この教会、目の前に壁があるのでちょっと全体写真には広角系がないと撮りずらい場所です。
横から見た出津教会、塔がなければ、なんとなく学校にも使えそうな形状に見えます。
道の駅周辺から見た出津集落、江戸期は大村藩と佐賀藩領が入り乱れた土地でした。集落自体も独特な景観で割と人気があるようです。
小字地名の長住について考えたいと思います。小字地名の多い神浦村ですので伊能大図や測量日記に記載はなく(大村)郷村記神浦村にも記述の無い地名です。地名の由来ですが地形的に長くはなく隅っこでもなく地形的な要因は見いだせない地名です。字面通り、長く住める安住の地になって欲しいという願いを込めた地名と推察されます。
キリシタン信仰の街として発展してほしいと願ったドロ神父が教会の地に選んだ地名としても似つかわしく思えます。
今日は外海の出津にある小字地名長住のおはなしでした。
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