写真は平山にある熊野神社の鳥居、目の前に長崎バスの中山ダムバス停があります。近年新設された路線で開設時はこの中山ダムが終点でしたが現在は延長され中央橋から子々川まで2往復運行されています。
秋まつり期間で柑橘の簡易販売所などもありとてもいい雰囲気の場所です。時津町のHPによれば、この熊野神社の秋祭り(子々川くんち)で浦安の舞が奉納されるようです。残念がら見られませんでしたがぜひ守ってほしい地域文化です。
こちらも別方向からの中山ダムバス停付近、海沿いでない内陸側にありますのでもしバス路線がなければ私など恥ずかしながら一生行かずに終わったかもしれない場所ですがとってもいい処でした。
小字地名平山の地名について考えたいと思います。こちらは西彼杵半島のどちらかえいば山間部の地域ですので伊能大図や測量日記に記載のない地名です。(大村)郷村記子々川村には子々川村鎮守在平山「熊野大権現」として紹介され寛永13年に建立されたことなどが記されています。
由来ですが平は傾斜地、山はもちろん山、当たり前ではありますが傾斜のある山が由来と考えられます。神社の場所はちょっとした小山になっていていかにも神社に似つかわしい場所にあります。
上記写真は2010年に撮影された村松村平山(時津町子々川郷)周辺の空中写真です。「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。中山ダムの近くに熊野神社があります。
今日は中山ダム近くにある平山のおはなしでした。
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