竜崎(福田村柿泊郷 竜崎)柿泊にある岬

今日は柿泊にある岬のおはなしです。

09.jpg

写真は手熊方面から見た竜崎、見ての通り細長い半島状の先端にある岬です。

09-2.jpg

同じく、手熊方面から見た竜崎、一番奥は伊王島になります。柿泊からは能瀬鼻があるため見えない岬です。一応岬までは地元の人しか知らないような小道が岬の先端近くまであるようですが単独で危険なことは言うまでもありません。
先端近くから見ると確かに竜の形に見えるようです。

岬である竜崎(地形図状は竜ケ崎)の地名について考えたいと思います。伊能大図や測量日記には竜崎と記載があります。特に名勝ではないため長崎名勝図絵や長崎古今集覧には記載のない岬です。(大村)郷村記福田村での該当は龍ノ口鼻の名称でこの呼び方も昔はあったようです。
いずれにしても由来は岬の形が竜(龍)の形に見えることに因んだことに間違いないと考えられます。付近の写真を個人的に載せることができないのが残念ではあります。

09-1.jpg

上記写真は2010年に撮影された福田村柿泊郷竜崎(竜ケ崎)(長崎市柿泊町附近)の空中写真です。「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。空中写真ですと竜の形が見えないのが当たり前ではありますが残念です。

今日は柿泊にある岬のおはなしでした。

この記事へのコメント