
写真のバスが見える後背地の集落が浦と呼ばれる地区です。香焼の地域センターや桟橋などもある香焼の海の玄関口に面しています。

長崎バス1621号の後に桟橋や浦の集落が見えます。
香焼村の小字地名「浦」について考えたいと思います。伊能大図では該当部分に島村と見えます。また測量日記を含め浦の記載はありません。また名勝でもないため長崎名勝図絵や長崎古今集覧にも記載のない地名です。
由来ですがまさにこのこの地区の前には岩崎鼻と梅木崎の間にある浦(入江)になっていますのでその浦という地形的要因が由来になっています。此処の場合は浦に面した集落と云う意味だったと考えられます。

上記写真は1975年に撮影された香焼村 浦(長崎市香焼町)周辺の空中写真です。「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。航空写真だと浦の地形が分かり安いかと思います。
今日は香焼の浦のおはなしでした。
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