
写真は小字地名「山ノ上」内にある戸町神社、現在も戸町の鎮守で戸町くんちも行われています。ちなみに(大村)郷村記戸町村では松尾大明神、寛永五戊子年再興、由緒不知とあります。祭神は保食大神です。
場所は長崎バス戸町バス停が最寄りでトンネルのある山の一角にあります。
小字地名の山ノ上について考えたいと思います。
小字地名ですので伊能大図や測量日記には記載のない地名であり、長崎名勝図絵、長崎古今集覧、郷村記(戸町村)にも記載のない地名です。山ノ上の由来ですが、山はもちろん山、ノは助詞、上は神社の神と位置的な要因のふたつを恐らく掛けて上(かみ)となったと推定されます。
山にある戸町神社と地形(位置)的要因が由来になったと考えられます。
今日は戸町神社のある山ノ上のおはなしでした。
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