
写真は下岳郷側より見た大明寺川対岸の鳥ノ巣付近、低い丘陵や川沿いに平野が広がっています。
特に鳥が多いことはありませんが、現在も水鳥が好みそうな処ではあります。わざわざ訪ねる場所ではありませんが長崎バスですと最寄りに生長の家や西彼中バス停があります。
早速ですが喰場郷の小字地名鳥ノ巣の地名について考えたいと思います。小字地名ですので伊能大図や測量日記には記載のない地名です、また(大村)郷村記下岳村にも記載はありません。
地名の由来ですが文字通り鳥ノ巣が多くあり水鳥などが多かったことが由来になったと考えられます。喰場郷という郷名にもあるように鳥や動物たちにも餌になる食べ物が割合多い地域であることを伺わせます。

上記写真は1975年に撮影された下岳村喰場郷 鳥ノ巣(西海市西彼町喰場郷)周辺の空中写真です。「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。大明寺川沿いの左岸に鳥ノ巣の小字地名があります。
今日は西彼町の喰場郷にある小字地名のおはなしでした。
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