山ノ木(大草村野副名 山ノ木)多良見にある小字地名

今日は多良見にある小字地名のおはなしです。

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写真は山ノ木付近を走るJR長崎本線(長与廻り)キハ66国鉄急行色、車両の後ろにある平地の集落が下山ノ木、山手の傾斜地にあるのが上山ノ木地区になります。

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写真は県営バス山の木バス停、大草駅から重尾や多良見大浦方面へ路線バスが運行されています。徒歩圏内にはJR長崎本線の東園駅があります。

小字地名「山ノ木」の地名について考えたいと思います。
小字地名ですので伊能大図や測量日記に記載はなく、またこちらは大村領ではなく諫早藩領でしたので(大村)郷村記にも当然記載がない地名です。
地名の由来ですが、山はそのまますぐ裏側が山になっており山で間違いないです。ノ木ですが恐らくは~の脇が短縮され山の脇が転訛して山のきと略され当て字としてノ木が使用されたものと考えられ、位置的要因で名づけられた地名と思われます。

今日は東園駅近くにある小字地名のおはなしでした。

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