写真は長崎バス井ノ下バス停付近、今では住宅団地になった滑石団地ですが開発以前はこの附近も傾斜地を利用した水田地帯だったようです。
現在は全くその面影がありません。
長崎バス井ノ下バス停、以前より減りましたがそれでも1時間に数本、多いときは10分に1本ほど路線バスが運行されています。ちなみに虹ヶ丘方面へ行く分岐点にもなっています。
滑石の小字地名でした井ノ下の地名について考えたいと思います。
小字地名ですし内陸側の地名ですので伊能大図や測量日記に記載はありません、また(大村)郷村記滑石村にも記載のない地名です。
由来ですが井は井戸や水をくみ取る場所などの意味がありますが、元々この周辺は傾斜地を利用した水田だった地域ですので水田に水を引く井手など用水路があった可能性が高いため井手の下が略され井ノ下となった可能性が高いと思われます。
今日は滑石団地内にあった小字地名のおはなしでした。
この記事へのコメント