写真は長崎バス風早線の風早バス停、現在は延長され亀浦まで2往復運行されていますが行く末が心配な区間でもあります。
波静かな風早浦、両側の丘陵に挟まれた細長い浦です。個人的にも好きな地名です、広島県の呉線には瀬戸内海沿いに風早駅があります。
写真は長崎空港行きの飛行機より撮った風早郷、左上に見える福袋崎より右手前に見える細長い風早浦までが風早郷になります。中央の海辺には風早ノ池が見えます。
西彼の郷名である風早の地名について考えたいと思います。
小字地名と違い広域な郷名ですので伊能大図にも測量日記にも風早郷の記載があります。(大村)郷村記亀浦村では風早浦、入口壱町拾四間、長三町三十八間、西風よりおき南風、東風まで船繋よし、農家数軒海邊にありといった記載があります。
地名の由来ですが文字通り地形的に風が早い(強い)場所だったことが由来と考えられます。特に方向的には北東の風が強かったことが地形図から分かります。
今日は西彼の郷名である風早のおはなしでした。
この記事へのコメント