写真は小字地名「焼山」のある長崎バス終点のあった岬木場。野母方面と川原方面からあった路線バスも3月いっぱいで廃止され4月からコミュニティバスに移管されます。
標高は200メートル近くもあり海沿いではありますが海とは隔絶した山間地域です。
小字地名「焼山」の地名について考えたいと思います。
小字地名ですので伊能大図や測量日記に記載はなく長崎名勝図絵や長崎古今集覧にも記載のない地名です。
地名の由来ですが、ここはもともと木場地区と呼ばれたように昔は焼畑が盛んな地域だっただけに山を焼く風景が日常的にあった習慣的な要因が地名の由来と考えられます。焼畑地域に似つかわしい地名とも言えそうです。
焼山というと旧歌志内線に焼山駅がありましたがあちらは炭坑関連が由来になっています。
今日は脇岬の木場地区にある小字地名のおはなしでした。
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