
写真の中央付近の岬から沖合にある潜水艦のような岩(岩礁)が小字地名の由来になった小立神岩でその周辺の岬付近の小字地名が小立石になります。

小さいですが左上の岸壁の上にちょこんと顔を出した小立神が見えています。
野母の小字地名「小立石」の地名について考えたいと思います。
それほど大きな立岩ではありませんが、野母崎にある大立神のお陰か伊能大図には小立神、測量日記には小立岩といった記載がある地名です、長崎名勝図絵や長崎古今集覧には記載のない地名です。現在も小立神岩として地形図にも記されています。
地名の由来ですがまさに野母崎の沖に浮かぶ大立神に対し小さいため小立神となり、小字地名は神ではなく何らかの理由から石とした考えられます。小字地名に大立神がないためあえて遠慮したのかもしれません。
今日は野母にある小立石のおはなしでした。
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