写真は小字地名「貝所」のあった西町小学校周辺、今も周辺は住宅地が広がり賑わう界隈です。江戸期は浦上西村と呼ばれた地域になります。
西町にあった小字地名「貝所」の地名について考えたいと思います。
内陸の小字地名ですので伊能大図や測量日記に記載のない地名です、また長崎名勝図絵や長崎古今集覧にも記載のない地名です。
地名の由来ですが、貝所と不思議な当て字がされていますが恐らくよみは「かいしょ」で同じですが意味的には会所だと考えられます。
現在も学校など公共施設があることからも元は村役人の事務所、両替所、取引所などの会所があった場所であったことが由来になったと考えられます。
今日は西町にある小字地名のおはなしでした。
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