大堂平（長与村岡郷 大堂平）塩床近くにある小字地名

今日は長与の塩床近くにある小字地名のおはなしです。



写真は大堂平付近を走る長崎バス、塩床の手前にあり現在も路線バスのバス停名にもなっています。付近は傾斜地を利用した果樹畑の多い地域です。



写真は長崎バス大堂平バス停、大村湾が見える場所にあります。長崎市内から堂崎まで路線バスが運行されています。

長与の岡郷にある小字地名「大堂平」の地名について考えたいと思います。
小字地名ですので伊能大図や測量日記に記載のない地名です、また郷村記長與村には潮床郷境大堂川尻の地名があり、かっては潮床郷もあり川を境にして岡郷と接していたと考えられます。
地名の由来ですが大堂川沿いにある崖（平）である地形的要因が由来と考えられます。ちなみに大堂川の大堂ですが大きなお堂がある訳ではなく大堂川が急傾斜地に流れその川音のどぉ～～といった音が大きいことから名付けられたと考えられます。

今日は岡郷にある大堂平のおはなしでした。