
写真は時津の新地にある元長崎バス時津営業所、現在は時津北部ターミナルに移転し車庫として機能してます。
新地と言えばどうしても中華街のある長崎市内の新地がありますが実は現在の時津港付近も小字地名的には新地です。
年代の詳細は分かりませんが、戦後に埋立てられた地です。埋立前の海岸線は現在の国道よりやや時津川上流の時津橋がかかる質のマエダと時津幼稚園を通る1本内陸部の道で、それより先は海だった場所になります。
時津、浦郷の小字地名「新地」の地名について考えたいと思います。
戦後の埋立地の小字地名ですので当然ですが古文献に記載はありません。
地名の由来ですが文字通り埋立により切り開かれた新しい土地であることが地名の由来と考えられます。

画像は昭和2年発行の陸測図より時津村浦郷周辺の地形図「今昔マップ on the web」より、埋立前は現在に比べ時津浦も広かったことが伺い知れます。
今日は時津にある新地のおはなしでした。
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