写真は、長崎バス内海線の山中バス停付近から見た上岳(峰岳)写真右手の標高165メートルの山です。頂上付近には郷村記中山村記載の弁財天があり現在も市杵島神社があります。
バイオパーク付近も上岳郷で小字地名の上岳もこの南側近くにあります。
西彼上岳郷の郷名「上岳」の地名について考えたいと思います。
郷名ではありますが、山間部のためか残念ながら伊能大図や測量日記に記載のない地名です、また(大村)郷村記下岳村には郷内にある神社や堤などについての記載があります。
地名の由来ですが、岳は山の別名でもありますがここでは峰岳で間違いありません、上岳郷自体が峰岳の麓にあります。上ですが旧下岳村の下岳浦(海)、大明寺川河口(川口)から見て上手(山側)側にある峰岳の位置的要因から上岳となったと考えられます、また下岳は現在ときわ台小学校が近くにある標高127メートルの須田岳が該当の山になり須田岳から見て山手(海方向と逆側)にあることも上岳の由来のひとつと言えます
今日は西彼上岳郷の郷名のおはなしでした。
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