
写真中央に海沿いを走る長崎バスが小さく写っていますがその右側が北ノ小島付近で、海沿いにこぶ山が見えますがそこが地名の由来になった北ノ小島になります。
国道沿いですので大石病院から長浦、大串方面のバスに乗れば海側に見えます、現在は埋立られ陸続きになった元島です。
昔は大村湾沿いの小島でした。
琴海村松にある小字地名「北ノ小島」の地名について考えたいと思います。
小さな島のためか残念ながら伊能大図や測量日記に記載のない地名です、(大村)郷村記村松村にはこぶ嶋として記載があり大石という処の前にあり周廻壱町四拾七間、松木立の用山なりと記載があります。
地名の由来ですが、この小島(こぶ嶋)が村松の中心から見て北にあることから北ノ小島となったと考えられます、ちなみに南小島の小字地名もあります。

上記写真は2010年に撮影された村松村村松郷 北ノ小島(琴海町)周辺の空中写真です。「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。大石病院近くの国道沿いにある北ノ小島、やや上(北側)には郷村記記載のこぶ小嶋があります。
今日は琴海村松にある北ノ小島のおはなしでした。
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