さいかい交通深江バス停、深江というと長崎では南高の深江がメジャーですがこちらにも深江はあります、ただ深江の集落は国道のあるバス停から結構離れており位置的には深江口がよさげなバス停名です。
深江バス停を走るさいかい交通路線バス、越路の地名の如くバスは峠道を登り西海橋や川内浦方面へ走ります。南隣は西彼八木原郷になり郷境付近にもなる位置です。
西彼小迎郷にある小字地名「越路」の地名について考えたいと思います。
小字地名ですので伊能大図や測量日記に記載のない地名です、また郷村記小迎村にも記載のない地名です。場所は特定できませんが郷村記記載の川内越追分道(小迎方面と川内浦方面への分岐点)の川内越へ起点(登り口)付近の街道沿いに当たると推定されます。
地名の由来ですが、越す路(峠道)こちらの場合は川内越(峠を越えれば川内浦)が由来と考えられます。
上記写真は2010年に撮影された大串村小迎郷 越路(西彼町小迎郷)周辺の空中写真です。「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。中央左寄り下付近にある越路付近に深江バス停があります。因みに郷村記記載の嶋ノ浦も越路に含まれます。
今日は西彼小迎郷にある越路のおはなしでした。
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