
写真は高堂地内に在る中山神社、江戸期は中山村の鎮守が中山神社、郷村記中山村には中山村鎮守観世音と記され例祭九月十八日、寛永十四年に再建されたこと(創建は不明)などが分かります。周りは素敵な里山風景が広がっています。
西彼中山郷の小字地名「高堂」の地名について考えたいと思います。
内陸側の小字地名ですので伊能大図や測量日記に記載のない地名です、また郷村記中山村にも先に記した観世音に関する記述はありますが地名の高堂に関する記述はありません。
地名の由来ですが、文字通り神社がありますので高いところにあるお堂といった中山神社に因んだ地名と推察されます。位置的にも峠に堂の当て字をしたとは考えずらい場所です。
今日は西彼中山郷にある高堂のおはなしでした。
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