蚊焼の天神鼻の反対側(野母より)にある岬が写真の岡山鼻になります。岬の右側に見えるのは香焼島と伊王島大橋で結ばれた沖之島になります。現地形図上では明治期を含めタン崎と表記されています。ちなみに小字地名は岡山になり標高85メートルほどの小山が落ち込んだ岬になっています。
蚊焼にある岬「岡山鼻」の地名について考えたいと思います。
伊能大図に記載はありませんが伊能忠敬測量日記にのみ岡山鼻の記載が見られます、また長崎名勝図絵や長崎古今集覧に記載のない地名です。
地名の由来ですが小字地名でもある岡山が岡のように見える山(標高85M)にある鼻(岬)であることが由来と考えられます。
今日は蚊焼にある岬「岡山鼻」のおはなしでした。
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