
大浦に面した草木田、向かい側に大浦の集落、県営バスの大浦線が走り大草方面からの貴重な足になっています。

国道207号沿いにある長崎県営バス草木田バス停、国道ですが長閑な雰囲気で車通りも多くありません。
多良見佐瀬郷の小字地名「草木田」の地名について考えたいと思います。
小字地名ですので伊能大図や測量日記に記載のない地名です、また郷村記佐瀬村にも記載のない地名です。
地名の由来ですが、意外と難しく、単に草木の生えた処に開いた棚田地域とも言えますが、個人的には、この辺りから昔は崎辺田への峠道があったので草は(くす)峠を越す意味が転訛し草の当て字、木田は(きだ)は襞(ひだ)が転訛しこちらも当て字に木田と使って地名のように思えます。地形的にも合っていると思いますが可能性が高いだけで断定はできません。
今日は多良見佐瀬郷にある「草木田」のおはなしでした。
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