百間崎(高島村 百間崎)高島炭鉱開発のための埋立地

今日は元炭鉱の島、高島にある地名のおはなしです。 写真は現在高島海水浴場になっている百間崎(ひゃくまざき)、ちなみに小字地名では「間」の当て字に「万」が当てられ百万崎となっています。以前は高島小中学校があり、明治期には百間崎坑があったようです。 高島炭鉱資料館にある百間崎坑の写真、ほぼ10年ほどで閉坑と短い歴史のため知名度の低い炭坑です。 お茶目な雰囲気…

続きを読む

蛎瀬(高島村 蛎瀬)高島炭鉱蛎瀬坑跡

今日は元炭鉱の島、高島にある地名のお話です。 写真は高島炭鉱蛎瀬坑跡、ここより先は立入禁止で中には入れません。炭鉱跡らしい独特な雰囲気があります。蛎瀬坑ですが明治35年に開坑しますが明治39年3月に爆発事故がり300名以上の方が亡くなっています。その後大正12年に閉山しますが、昭和25年に再開坑し、昭和61年の閉山まで稼働していた炭鉱です。海上に浮かぶ岩礁の蛎瀬も見えます。 …

続きを読む

宮崎(高島村 宮崎)高島の小島に隣接する岬

今日は高島の北端にある江戸期の文献に見られる岬のおはなしです。 高島の北端にある宮崎、お隣にはグラバー別邸のあった小島があります。高島へは長崎港から高速船が運行されており、島内も100円バスが運行されています。最寄りは本町バス停にあります。 写真左が宮崎、右隣りが小島になります。 岬名の宮崎について考えたいと思います。伊能大図や測量日記に記載のある地名で、伊能大…

続きを読む

小島(高島村 小島)グラバー別邸跡

今日は元炭鉱の島、高島の小字地名のお話です。 写真は高島北端にある小島、現在は高島本島と繋がっています。今でも見るからに島の姿を残しています。松が程よく伸びて特徴ある島姿になっています。 小島にあるグラバー別邸の案内板、グラバー邸といえば長崎でもメジャーな南山手の洋館群のひとつですが、この高島にはグラバーが炭鉱開発で関わっており1868年から5年ほど居住していたようで…

続きを読む