楠地(黒瀬村間瀬郷 楠地)陸に残る楠地島

今日は西彼大島間瀬地区にある小字地名のおはなしです。 こちらは楠地の由来である楠地島の現在、島は昭和30年代に大島炭鉱からのボタをトロッコで運ばれ周辺を含め埋立られていますが島の原型は陸上ですがほぼ保たれています。 反対側から見た楠地島、残念ながら閉店してますが昭和の佇まいが残る丸山商店が残っています。炭鉱のある時代はきっと賑わったことでしょう 元楠地島…

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内浦(黒瀬村間瀬郷 内浦)オリーブベイホテルある入江

今日は西彼大島にある小字地名のおはなしです。 写真は内浦、炭坑、その後の造船所のため大規模に埋立てられた大島の東海岸ですがこちらは運よく当時の海岸線が残されています。 海辺には高級リゾートホテル・オリーブベイホテルがあります。 貴重な当時の海岸線が残る内浦の奥部 海辺にあるホテルですが目の前は道路や大島造船所で塞がれています、一応外洋には出られますが見…

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蛸島(黒瀬村間瀬郷 蛸島)寺島大島付根にあった小島

今日は西彼大島にあった蛸島のおはなしです。 写真は西彼大島側から見た寺島、寺島大橋の橋脚右に見えるのが蓬莱島です。目立ちませんが運よく残っています、手前の大島側にある岩礁が蛸島のあった処になります。空中写真を見ると蛸島の一部であったことが伺い知れます。 国鉄能登線の終着駅で知られる蛸島、よき島名です。 さいかい交通大島港バス停から見た大島大橋、橋の根本付近が元蛸島、…

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千賀浦(黒瀬村大島郷 千賀浦)大島浦にある小字地名

今日は西彼西大島にある小字地名のおはなしです。 写真は大島浦の奥にあるさいかい交通西大島バス停、この付近の小字地名が千賀浦になります。 さいかい交通西大島線の西大島バス停、様々な昨今の状況を考えると路線バスの維持が可能か心配な路線に思えます。 海側から見た西大島バス停方向、昔はもっと奥まであった大島浦ですが埋立られています。 西大島にある小字地名「…

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大島新田(黒瀬村大島郷 大島新田)大島西小付近の小字地名

今日は西彼大島の大島地区にある小字地名のおはなしです。 写真は大崎小学校への統合のため閉校になった大島西小学校、この周辺が小字地名「大島新田」になります。位置的には大島浦の奥に位置しています。 早速ですが大島郷の小字地名「大島新田」の地名について考えたいと思います。 小字地名ですので伊能大図や測量日記に記載のない地名です。また(大村)郷村記大嶋村にも残念ながら記載のない地名…

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蛤(黒瀬村 蛤郷)西彼大島にある郷名

今日は西彼大島にある郷名のおはなしです。 写真は蛤郷の中心小字地名「蛤」付近の写真です。目の前には蛤浦が広がります。場所は西彼大島の玄関大島港から崎戸方向へ進み大崎高校の手前にある長閑な入江が広がっています。 遠浅な海岸の蛤浦、干潟には地名の由来になった蛤がきっと生息していたんでしょう。江戸期には新田が開かれたこの地域ですが大島炭鉱時代の鉱害で水田は失われています。 …

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片島(黒瀬村 片島)西彼大島沖にある島

今日は西彼大島沖に浮かぶ島のおはなしです。 西大島から見た片島、崎戸側から見るより元の大嶋村側から見た片島のほうが後で出てくる郷村記大嶋村の記載と説明が合致する島の形です。 蛎浦島の津浦から見た片島、大島や崎戸の住民にとっては馴染み深い離島です。大島の西側沖にある島でさいかい交通の西大島を走る路線から見ることができます。 蛎浦島の外鍬田(とんぼ浜)から見…

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園川内(黒瀬村蛤郷 園川内)八幡宮のある小字地名

今日は西彼大島にある小字地名のおはなしです。 写真は蛤郷の園川内地区、八幡宮の鳥居が見えています。蛤地区に隣接し傾斜地に集落があります。近くには大島総合公園があります。最寄りはさいかい交通の蛤バス停になります。 早速ですが蛤郷の小字地名「園川内」の地名について考えたいと思います。 小字地名ですので伊能大図や測量日記に記載はありませんが(大村)郷村記黒瀬村にはこの蛤郷の八幡宮…

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村中(黒瀬村本郷 村中)西彼大島黒瀬村の中心

今日は大島造船所のある西彼大島にある小字地名のおはなしです。 西彼大島の小字地名「村中」にあるさいかい交通「黒瀬農協前」バス停、今はコロナ渦でバスの本数も減り、長崎市内から路線バスで行くと3時間はかかるかもしれません。 黒瀬農協前バス停、昭和を感じさせる素敵な待合所です、ここから崎戸方面へバスが走っています。この写真を撮った10年前に比べ去年行ってみると随分ここまでく…

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中戸(黒瀬村中戸郷 中戸) 祝選抜出場予定 大崎高校ゆかりの地

今年の春の選抜に西海市の離島、大島にある大崎高校の出場が決定♪決して21世紀枠でなく、九州大会優勝の実力で勝ち取った実力は大変素晴らしいと思います。今日はそんな大崎高校のある中戸のお話です。 中戸は西彼大島と崎戸の蛎浦島の間にある瀬戸である中戸瀬戸が由来になっています。中戸の由来はその恐らくは島と島の間(中)にある瀬戸から中戸になったと考えられます。写真でも分かると思いますが両側と…

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